

琵琶湖のほど近くに位置する米原市世継を拠点に、米や麦、大豆などを育てる有限会社親和。
約150ヘクタールもの農地を耕作し、地域の食と田園風景を支えています。
農業と聞くと、自然の中でのんびりと働く姿を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、実際の農業は、天気や作物の状態を読みながら、日々判断を積み重ねていく仕事です。
「計画どおりにいかないからこそ、考える面白さがあるんです」
そう話すのは、3年前に社長へ就任した土川恭太さん。
農業の奥深さや、働く人の挑戦を応援する会社づくり、米原の農地を次の世代へつなぐ思いについて伺いました。


有限会社親和が主に生産しているのは、米、麦、大豆です。ネギや果樹などの栽培にも取り組んでいます。
耕作する農地は約150ヘクタール。そのうち約110ヘクタールで米を育てています。
農地の多くは米原市内にあり、地主から依頼を受けて耕作している田畑です。
「自分たちが所有する土地だけで農業をしているわけではありません。地域の方から農地を預かり、作物を育てています」
生産した農作物は、農協や民間の卸売事業者などを通して販売しています。一方で、消費者へ直接届ける販売にも力を入れており、現在の直販比率は全体の約20%です。
親和ではこれまで、玉ねぎやキャベツなど、さまざまな作物の大規模栽培にも挑戦してきました。
しかし、野菜の価格は、天候や全国の生産量によって大きく変化します。手間をかけて育てても、価格が下がれば、収穫されないまま廃棄されることもあります。
「育てたものを捨てることは、できるだけしたくありません。作物の特性や販売先まで考えながら、現在の生産体制をつくってきました」
試行錯誤を重ね、その土地で安定して生産し、きちんと届けられる作物を見極めていく。それも、農業法人の大切な仕事です。

農業は、決められた手順を守れば、毎回同じ結果が出る仕事ではありません。
「例えば、大豆は種をまいたあとに雨が降らなければ発芽しません。でも、降りすぎると畑が水につかり、病気が広がることもあります」
天候はもちろん、土の状態、日当たり、風通しなど、作物の生育にはさまざまな条件が関係します。
同じ米づくりでも、土地が変われば、適した方法も変わります。
「米原でうまくいった方法が、隣の地域でも同じように通用するとは限りません。その土地の特徴を理解するには、時間がかかります」
毎年同じ作物を育てていても、気温や雨の降り方は異なります。前年の経験をそのまま当てはめるのではなく、その年の畑をよく見て判断しなければなりません。
だからこそ、農業には「これで完成」というものがないと土川さんは話します。
「思いどおりにいかないことは大変ですが、それが面白さでもあります。毎年考えることがあり、どこまでも追求できる仕事です」
自然を相手に、観察し、考え、工夫する。
農業は、長く続けるほど新しい発見が生まれる、奥の深い仕事です。

有限会社親和では、20代から70代まで、幅広い年代のスタッフが働いています。
土川さんが会社づくりの中で大切にしているのは、一人ひとりが自分で考え、挑戦できる環境をつくることです。
「農業を通してやってみたいことがあるなら、できるだけこの会社で実現してほしいと思っています」
例えば、ドローンを農作業に活用したい人には、資格取得を会社として支援します。大型特殊免許など、仕事に必要な資格も、入社後に取得することができます。
新しいことに取り組む際には、計画を立てたうえで、実際の現場で試していきます。
「もちろん、すべてが成功するわけではありません。でも、失敗しながら自分たちに合った方法を見つけていくことが大切です」
農業の現場では、天候や機械、作物の状態など、想定外の出来事が起こります。
誰かに言われた作業だけをこなすのではなく、その場の状況を見て、どのように進めるのがよいかを考える力が必要です。
親和が目指しているのは、それぞれが経験や知識を持ち寄り、自分たちでよりよい方法を考えられる組織です。
農業を通して実現したいことがある人にとって、自分のアイデアを現場で試せることは、大きな魅力になりそうです。

親和では、農業経験のない人も、先輩スタッフと一緒に現場へ入りながら仕事を覚えていきます。
最初に担当する作業は、入社する季節によって異なります。夏であれば草刈り、秋は収穫、春は田植えなど、その時期に行われている仕事から少しずつ経験します。
「農業は、穏やかな家庭菜園の延長ではありません。会社として生産し、届けていく仕事なので、大変なこともあります」
春の田植えや秋の収穫など、季節によって忙しさが変わり、屋外で身体を動かす作業もあります。
一方で、毎日同じ作業が続く仕事ではありません。季節や作物の成長に合わせて仕事内容が移り変わるため、変化を楽しめる人には向いています。
「仕事が楽かどうかだけではなく、その中に自分なりの面白さを見つけられるかが大切だと思います」
農業機械に乗ること、土づくりを学ぶこと、作物の変化を見つけること。
一つひとつの仕事を覚えながら、自分が農業のどこに面白さを感じるのかを見つけていくことができます。

農業というと、早朝から長時間働くイメージを持つ人もいるかもしれません。
親和では、正社員だけでなく、パートやアルバイトなど、それぞれの生活に合わせた働き方を相談できます。
実際に、子育てをしながら、午前9時から午後2時や午後3時頃まで働いているスタッフもいます。子どもの体調不良などによる急な休みにも、できる限り柔軟に対応しています。
「工場の製造ラインのように、全員がそろわなければ仕事が止まるわけではありません。多少予定が変わっても、現場で調整することができます」
正社員の通常勤務は、午前8時頃から午後5時30分頃まで。田植えなどの繁忙期には勤務時間が変わることもありますが、休日は基本的に土曜日と日曜日です。
現場での生産作業だけでなく、事務や販売、地主や取引先との調整など、農業法人にはさまざまな仕事があります。
「農業に興味はあるけれど、毎日一日中、畑で働くのは難しい」と感じている人にも、経験や生活に合わせた関わり方が見つかるかもしれません。

親和が求めているのは、周囲や作物の小さな変化に気づける人です。
「葉の色がいつもと違う、虫がついている、少し元気がない。植物は言葉を話さないので、よく見ることが大切です」
観察力がある人は、病気や生育不良の兆候にも早く気づくことができます。
また、指示を待つだけでなく、自分の考えを伝えられる人も歓迎しています。
「真面目さはもちろん必要ですが、少し大胆なくらいでもいいと思います。失敗を恐れず、自分から挑戦できる人に来てほしいですね」
親和には、将来的に農業経営に関わりたい人や、自分の作りたい野菜がある人、土づくりに興味がある人など、それぞれの目標を持って働ける環境があります。
「トラクターを運転したい」「おいしい野菜を作りたい」「農業経営を学びたい」。
きっかけは人それぞれです。
大切なのは、農業を通して何をしてみたいか、自分なりの目的を持っていること。
目標があるからこそ、うまくいかない時にも工夫を重ね、仕事の面白さを見つけていけます。

扶親和が耕している農地の多くは、地域の人から預かっている土地です。それぞれの田畑には、先祖代々耕され、受け継がれてきた歴史があります。
「農地は、何もしなくても農地のまま残るわけではありません。数年放置すれば木や草が生え、もう一度田畑に戻すには大変な労力が必要です」
米原に広がる田園風景は、決して当たり前に存在しているものではありません。
毎年、土を耕し、種をまき、草を刈り、作物を収穫する人がいるからこそ、その風景は守られています。
「私たちは、米や麦を作るだけではなく、地域から農地を預かり、次の世代へ引き継ぐ仕事をしています」
農業には、天候に左右される難しさがあります。設備や機械への投資も必要で、簡単な仕事ではありません。
それでも、自分たちで考えながら作物を育て、地域の土地と風景を未来へ残していく。
その仕事には、農業だからこそ得られる面白さと、確かな役割があります。
米原の自然の中で働きたい人。植物や土に向き合いながら、技術を身につけたい人。
そして、自分の仕事が地域の未来につながっていることを実感したい人。
有限会社親和には、農業を通して自分のやりたいことに挑戦できるフィールドが広がっています。

農業経験の有無にかかわらず、作物をよく観察し、自分から考えて行動できる方を歓迎しています。
現場での生産作業をはじめ、事務、営業、地主や取引先との調整など、農業法人の仕事はさまざまです。
「農業の仕事に興味がある」「自然の中で身体を動かしたい」「将来は農業経営にも関わってみたい」
そんな思いがある方は、有限会社親和で、米原の農業を支える仕事に一歩踏み出してみませんか?
有限会社親和
〒521-0064 滋賀県米原市世継1167
0749-52-3982
https://shinwa-noujyo.jp/
募集職種
農作物の生産・管理、事務、営業、地主・取引先との調整業務など
雇用形態
正社員、パート・アルバイト
勤務地
有限会社親和
滋賀県米原市世継1167番地
および米原市内の農地
必要な資格
普通自動車運転免許
※マニュアル車を運転できる方歓迎
※大型特殊免許など、業務に必要な資格は入社後の取得も可能です
勤務時間
通常期:午前8時頃~午後5時30分頃
※季節や作業内容、雇用形態により異なります
※パート勤務は時間の相談が可能です
休日
基本的に土曜日・日曜日
※繁忙期や作業状況により変更となる場合があります
お問い合わせ
有限会社親和
電話:0749-52-3982
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